こんにちは!ミユ(@miyuwinomics)です。
11月下旬、関西に行く機会があったので、滋賀県のヒトミワイナリーさんに行ってきました!
2020年最初で最後のワイナリー訪問です。
密を避けるため短時間の滞在でしたが、このような状況下で営業してくださっていることに感謝し、応援の意味も込めてレポートしたいと思います。
なお、スタッフさんに確認し写真をブログに載せてもよいとのことでした。ありがとうございます m(_ _)m
アパレルオーナーが創業したワイナリー
ヒトミワイナリーは、アパレル企業・日登美株式会社のオーナーだった図師禮三氏が引退後の1994年に故郷に創業したワイナリーです。
場所は、滋賀県の東南部・東近江市の国道421号沿い。
周辺にはのどかな田園風景が広がり、すぐ近くに紅葉の名所・永源寺があります。
アクセスは、車の場合、名神高速の八日市ICから約10分、公共交通機関の場合は近江鉄道八日市駅からバスで約30分です。
美術館とパン屋さんを併設
ワイナリーの建物に入るとすぐ正面に売店があります。写真のとおり天井が高く開放感のある店内です。決してアクセスの良い場所と言えないにもかかわらず、そこそこお客さんが入っていました。
まず目を引くのが、フロアの一角に並ぶワインに合いそうなパンたち!!!
なんと、パン屋さん(パンの匠ひとみ工房)が併設されているのです。パンを目的に来店されている方も多くいらっしゃる様子でした。私はチーズトーストをいただきましたが、とても美味しかったです。
写真は撮っていませんが、美術館も併設しています。
にごりワインが有名!
さてこの辺で、ワインのお話を。
ヒトミワイナリーといえば、にごりワインです。
にごりワインは製造工程で濾過をしないワインのことです。無濾過のため、澱(オリ)や酵母などの成分がワインに残り、ほんのりと濁っています。ぶどう本来の味わいがより感じられるワインと言えるでしょう。
にごりワイン自体はそう珍しくないですが、ヒトミワイナリーさんはすべてのワインを無濾過で造られているところにこだわりを感じます。
ちなみに、日本酒のにごり酒のような白く濁ったワインをイメージされる方もいらっしゃるかと思いますが、にごりワインはそこまで濁っていません(下に写真があります)。
にごりワインがずらりと並ぶ店内
感染防止のため、基本的にスタッフさんからのお声掛けはしないと掲示されていましたが、こちらから声を掛けたら丁寧に接客してくださいました。
売店の奥に試飲用のサーバーがあり、普段はワインを試飲しながら選ぶこともできます。あいにく私の訪問した11月29日時点では試飲サービスを中止していて、12月1日から再開とのことでした。あと2日遅ければなぁ・・・T T
購入したワイン
今回購入したのはこちらの3本。
左から、
- ShindoFuni cuvee Aoki 2017 赤(滋賀県産マスカット・ベーリーA使用)
- La vie Pop Merlot 2018 赤(山形県産メルロー使用)
- De la Soul 2019 白(山形県産デラウェア使用)
ShindoFuni cuvee Aoki 2017は、滋賀県内で栽培されたぶどうで造られる「身土不二シリーズ」の一つです。フレンチオークで10ヶ月間熟成。
中央のLa vie Pop(ラヴィーポップ)は、以前Life With Wineで飲んで以来気になっていた親しみやすいワイン。濁っている様子が伝わりますでしょうか。売店にあったワインは東京都内であればどこかしらで購入可能だそうですが、こちらは生産本数が少なく(700本くらい?)、希少とのことでした。
De la Soul(デラソウル)は初見でしたが、無性にデラウェアが飲みたくなり購入。
もったいぶってまだ1本も空けていません・・・。
まとめ
以上、駆け足でレポートしましたが、少しでも行ってみたいなーと感じていただけたなら幸いです。
今回はコロナのせいでゆっくり滞在できなかったので、収束したらぜひ改めて訪れたいと思います^ ^
なお、こんなご時世でもあり、営業状況が変わる可能性があります。訪問される場合は事前にホームページなどで営業状況を確認されることをオススメします。
ヒトミワイナリーさんのホームページはこちら!
ではまたー
参考文献
山本 博 著『新・日本のワイン』早川書房
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