ブログ始めました

こんにちは!そして初めまして。ミユ(@miyuwinomics)です。

タイトルのとおり、日本ワインについて思うことをマイペースに書いていきたいと思います。

私はワインとはほとんど接点がない業界の会社員ですが、数年前、30代になって入学した大学の卒業研究で山梨県のワイン産業をテーマに選んだことをきっかけに、日本ワインの美味しさを知り、応援するようになりました。

ワインは今やすっかり日本人の食生活に浸透していますが、「日本ワイン」となると飲んだことがない方もまだまだ多いのではないかと思います。

かくいう私も、卒業研究を始める前まではもっぱらフランス、イタリアなどの主要国のワインを飲んでいて、正直なところ日本のワインにはあまり関心がありませんでした。

「卒論のテーマはワイン!!」と決めていましたが、経済学部なので日本経済に関連する内容にする必要があり、「まぁ、日本でワインといったら山梨かなー」というやや消極的なノリで調べ始めたのが始まりです。結果として、面白い発見や出会いがたくさんあり、よい選択をしたなと思っています。

さて、自己紹介はこのくらいにして、初回ですので、「日本ワイン」の定義について簡単に書いておきたいと思います。

そもそも「日本ワイン」とは?

日本ワインは、「国産のブドウを100%使用し、国内で醸造・瓶詰めされたワイン」のことです。

スーパーや酒屋さんで国産ワインコーナーを見かけることがあるかと思いますが、「国産ワイン = 日本ワイン」ではありません。

「国産ワイン」は、ごくごくシンプルにいうと「国内で製造し、消費するワイン」のことで、原料が輸入ブドウや輸入果汁、輸入ワインであっても、国内で製造していれば、ラベルに「国産ワイン」と表示することができます。輸入原料を使っている場合は、ラベルに「国産ブドウ使用」とか「輸入ブドウ果汁使用」とか、使用比率の多い順に書くことになっています。

要するに、国内メーカーが製造したワインで、ラベルに輸入原料が書かれていなければ、「日本ワイン」ということになります。

ただ、これらは現時点ではあくまで生産者団体を中心に定めた自主基準で、違反しても罰則などはありません。

しかし!

2015年10月、国税庁によってワインの表示ルールが制定され、2018年10月に施行されることになりました。日本ワインと輸入原料を使った国産ワインの区別や、産地名やブドウ品種、ヴィンテージ(=生産年)などの表示について、明確な基準が義務化されることになったのです。

世界の主要ワイン産地国には当然のようにワイン法があり、表示についても厳格に定められています。今回、ワイン後進国である日本でオフィシャルの基準が設けられることは、とても大きな一歩だと思います。

日本ワインがキテいる!

和食に合う日本ワイン。

最近都内の居酒屋やレストランでも、日本ワインを置くお店が増えてきている感じがします。

直近の統計によると、国内のワイナリー数は280で、年々増加の傾向にあります。

約80のワイナリーが集積する山梨県を筆頭に、長野県、北海道、山形県などの代表的な産地のほか、西日本九州といったあまりワイン生産のイメージがない地域でも高品質の日本ワインが造られています。

ワイン産地を訪れてワイナリーを巡るいわゆる「ワインツーリズム」は、旅行ガイドなどでもよく取り上げられ、レジャーとして一般的になってきていますよね。山梨県や長野県は都心からのアクセスが良く、私もたまに訪れますが、ワイナリーの知名度や時期にもよるものの、週末はなかなか賑わっているようです。

また、マスコミであまり取り上げられませんが、政府は2013年頃から「クールジャパン戦略」の一環で、本酒や日本ワイン、焼酎などの日本産酒類の輸出促進に取り組んでいます。ワインの表示基準策定もその1つですし、先月やっと大枠合意に達した日欧EPAでも、EUに対する日本産酒類の輸出規制が緩和されることになりました。

海外へのPRという側面では、欧米やアジアにおける和食ブームも、日本ワインにとって追い風です。

日本ワイン市場拡大の機運が高まっているんですねー。

しかし、市場拡大の観点では課題も・・・

日本ワインの市場拡大を想像したときに浮かぶのは、次のような課題です。

  • デイリーワインとしては、単価が高い
  • 生産量が少ない
  • 「日本のワインはおいしくない」というイメージを持つ人が多い
  • そもそも、認知度が低い

それぞれ説明すると長くなるので、別の機会にちゃんと書きたいと思います。

とりわけ問題なのは、3点目と4点目。

知ってもらわないことには始まりません。

近年、全国各地で生産者や自治体、地元企業などが協賛し、日本ワインを紹介するイベントを開催しています。

”普段ワインは飲むけど日本ワインには特段注目していない” という消費者層に、とにかく飲んでもらい、認知してもらうことが、現段階の国内ワイン産業にとって極めて重要です。

だって、飲んだら美味しいってわかるんだもん!!!

というわけで・・・

どのような方が読んでくださるのか未知数ですが、このブログを通じて1人でも多くの方に日本ワインについて知っていただき、飲んでいただけたら嬉しいです。

私自身もまだまだ知らないことがたくさんあるので、記事の投稿を通じて勉強していきたいと思います。

それではまた!

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